「坂井千尋 モノクロの器」展 スパイラルマーケット

青山のスパイラルマーケットで、素敵な個展が開かれていました。

坂井千尋さんという作家さんの初の個展だそうです。

お皿や花瓶、オーナメントに描かれているのはたくさんの動物たち。
どの子の表情もとても愛らしく雰囲気があり、静かですがいきいきとしています。
作品をながめていると「ねぇ、牛さん、あなたどんなことを考えているの?」などとお皿の中の動物たちとお話をしているような気分になりました。
いつもは赤茶色の土を使って作品を作られているそうですが、今回はモノクロがテーマで、白い土を使った作品が多く展示されていました。
これから寒い季節に向かうとき、ダイニングにこんな小皿をかざったら、コーヒーが美味しくいただけそうだなぁ・・・などと想像しながら楽しい時間を過ごせました。

昨日は秋らしい冷たい風雨の日曜日でしたが、坂井さんの作品に心が温められました。


こちらの催しは、10月4日まで開催されているそうです。


以下、スパイラルマーケットwebより紹介文の転載です。
http://www.spiral.co.jp/shop_restaurant/spiral_market/

今日はやっと秋の訪れを感じるような、
過ごしやすい朝でしたね。
食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋・・・
みなさまはどのように秋を過ごされますか?

本日よりスパイラルマーケットでは、
sms vol.251 坂井千尋による「坂井千尋 モノクロの器」がスタートしました。
ぬくもりのある木版画のような絵付けをほどこす、
陶器作家 坂井千尋による初個展。
器を中心に、花器やオーナメントなどのアイテムもご紹介いたします。

モノクロの世界に住む動物たち。
器をじっくりと見ていて、気になったので坂井さんに、
「動物たち、坂井さんに似ていますね」と言ったところ、
「よく言われるんですよ」とのお返事。
もちろん特に意識はしていないそうなのですが、
自然とそうなってくるのでしょうか・・・

あたたかく、どこか和ませてくれる器たち。
実はフォルムやサイズも日常に使いやすいものばかりなんです。
一部の器の裏には、壁掛けができるように施されているものもありますので、
食卓にはもちろん、インテリアとしてもおすすめです。

今まで作ってきたものを大切にしながら、
少しずつ新しい試みをする。
そんなスタンスを大事に制作されている坂井さん。
その新たな試みのひとつが、こちらのシリーズ。
モノクロの世界とはまた違った魅力がありますよね。
これからまたどのように変化していくのか楽しみです。