イタリア関係書籍

イタリアへ旅行する際、おすすめの書籍です。

ルネッサンスの古都をめぐるイタリア」
旅立つ前に読まれることをおすすめしたい一冊です。
あゆみブックスの旅行コーナーで見つけました。
ミラノ、フィレンツェ、ローマをはじめ代表的な観光都市について、歴史的背景とともに街の特色が紹介されています。
その街を舞台にした映画や文学作品も紹介されていて、興味が広がります。
名物料理やショッピング、地図なども掲載されています。
一読してから訪れると旅の楽しさがふくらみ、より深い感動が味わえると思いますし、帰ってからもう一度読むこともおすすめです。
大人のガイドブックです。

ルネッサンスの古都をめぐるイタリア (カルチャーガイドトラベラー)

ルネッサンスの古都をめぐるイタリア (カルチャーガイドトラベラー)



須賀敦子」さんの書籍
イタリア人の男性とご結婚され、ミラノに在住されていた須賀敦子さん。
個人的には一番好きな女性作家さんです。
「明るく陽気」以外のイタリアの表情を感じたいとき、手に取りたい一冊です。
静かな温かい目でイタリアでの暮らしを奥行きある文章で綴られたエッセイは、どれもおすすめです。
イタリアへ行くフライトの中で読まれてはいかがでしょうか。

はじめて読んだ須賀さんの本。表題作は、ベネツィアの迷宮のような雰囲気が印象的なエッセイです。

ヴェネツィアの宿 (文春文庫)

ヴェネツィアの宿 (文春文庫)


個人的には、生活感があり、登場人物も多彩で、一番好きな一冊です。

コルシア書店の仲間たち (文春文庫)

コルシア書店の仲間たち (文春文庫)


ミラノのいろいろな表情が伝わってきます。

ミラノ 霧の風景

ミラノ 霧の風景


須賀さんの子供時代の思いでが綴られています。

ユルスナールの靴 (河出文庫)

ユルスナールの靴 (河出文庫)




そして、イタリアといえば「塩野七生」さん!
イタリアの歴史をダイナミックに描いた小説は、ぐんぐんその世界に引き込まれますね。
ローマやベニスを舞台にした長編が有名ですが、エッセイや一冊読み切りの小説もおすすめです。

一言ひとことが深いです。

マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)

マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)

一冊読み切りの面白い読み物で、おすすめです。

フィレンツェを舞台にした物語。映画のような展開にドキドキします。

銀色のフィレンツェ―メディチ家殺人事件 (朝日文芸文庫)

銀色のフィレンツェ―メディチ家殺人事件 (朝日文芸文庫)

タイトルを見るとちょっと特殊な内容かと思いますが、中身はよい意味で普通のエッセイです。
七生さんならではのおしゃれで切れのある言葉の数々。
私は、女性におすすめしたいです。



ちなみに、今回のフライト中は、こちらの小説を読む予定です☆
少し読み始めましたが、もう、これは面白い!!の一言ですね。
最近忙しくて落ち着いて読書の時間がとれなかったので、集中して読めるのがとっても楽しみです。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)