「ゆたかな人生が始まる シンプルリスト」ドミニック・ローホー

以前、同じくドミニック・ローホーさんの「シンプルに生きる 変哲のないものに喜びをみつけ、味わう」

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

を読んで共感したので、新著の「ゆたかな人生が始まる シンプルリスト」を購入。

ゆたかな人生が始まる シンプルリスト

書店でも長期間にわたって「話題書」のコーナーに並べられているのをよく目にします。
赤い表紙の手帳と鉛筆の写真が印象的な、装丁も美しい本です。

内容は、「シンプルに生きる」の実践編です。
「ものの過剰所有をやめ、ものにかけていた時間をからだや心のケア・整理に使うようにすると、自分の持っている意欲や可能性を再発見できますよ・・・」という前著の内容を具体的に実践していくために、
自分の価値観を知るためのリストづくりが提案されています。

自分に「問い」をもつことで、多面的に自分を見つめていく作業です。
・自分が望むこと、望まないこと。
・夢や願望。
・ローモデル。
・幸せにしてくれるもの、行動。

リストづくりをしていくと、
「してみたいライフスタイルは?」や「1日のなかで感じる幸せは?」など、答えを書き出していくのがわくわくするような問いもあれば、
「自分にとって大切ではないことに費やしいた時間は?」や「傷つけられた出来事は?」など、普段思い出さないようにしてうやむやにしている感情を明確にしていく作業もあり、自分の心の様々な面を見つめることができます。

質問の視点にドミニックさんならではの感性があらわれていて、はっと気づかされる瞬間もたくさんあります。

私にとっては、予想以上にすぐには答えの見つからない問いも多くあり、そういうときは、保留して先にすすみます。
また、答えていく順番も、目次通りの順序ではなく、その日の気分で順不同にしています。

ただ、問いの数はとても多く、普通のノートには書ききれないため、どうやって答えを書き留めていくかというところが、一番悩んだところです。
ドミニックさんは、どこにでも持ち運べる小型のシステム手帳のリフィルに書き留めているそうですが、私の持っているシステム手帳のバインダーには用紙が収まりきりませんでした。

そこで、写真のようなリストファイルをつくりました。

保存用に、A5サイズの二穴バインダーを購入。
ただ、これほど多くの用紙を保存できるバインダーがなかなか見つからず、あきらめて二冊に分けようかと思っていたところ、
たまたま伊東屋で見つけました☆
LIONのものです。




章ごとにリストの一覧表をつくって、クリアーホルダー入れています。
二穴なので、どうしてもルーズリーフの穴の部分に負担がかかって破れやすくなってしまうので、所々にクリアホルダーを挟むことでページをめくるときの負担を軽減する目的もあります。


ルーズリーフ1枚につき1つのリスト(質問)を割り当てました。
リストは、差し込み印刷で処理。
こうしておくと、すぐに記入できて便利かな、と思って・・・。


ドミニックさんは、メモや手帳に答えの下書きをしておいて、ノートに清書するそうです。
私は、もっぱらこの本の余白に答えを下書きしています。
ドミニックさんのヒントを読みながら考えると、答えが思い浮かびやすいためです。


最近読む書籍に共通していることなのですが、自分を見つめる、自分を知る、ということはとても大切なことなのですね。


半年後、1年後、私のリストがどんな風に出来上がっていくのか、とても楽しみです。


ゆたかな人生が始まる シンプルリスト

ゆたかな人生が始まる シンプルリスト

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう