「いいことはいつくるかな? スヌーピーと仲間たちはこうしている」 

「いいことはいつくるかな? スヌーピーと仲間たちはこうしている」

いいことは、いつくるかな? (講談社+α文庫)

いいことは、いつくるかな? (講談社+α文庫)

 

エイブラハム.J. ツワルスキー  訳:笹野洋子
おこのみ度 ☆☆☆☆

「なぜうまくいかない?どうすればいい? 
心に?が生まれたとき、思わずタメイキがこぼれそうなとき、本書を紐解けば、何かが変わる!何かが始まる! 
自らもスヌーピーと仲間たちに救われたという精神科医が、いやなこと、つらいこと、まようことなどを解消する方法を手ほどきする。
これまで気づかなかった自分、もっと気楽な生き方に出会える本。 
ベストセラー「いいことから始めよう」の新薬文庫化!」

ツワルキシー氏のスヌーピーシリーズ第1作目。
漫画「ピーナッツ」のひとコマを通して、ユーモアたっぷりに生き方のコツを解説しています。

特にこの本の中では、
自分自身を見つめ直すためのポイントや方法が紹介されています。

・あなたは自分で思っているよりもすぐれている
・どんなものでも自分の感情にふたをしない
・どうしようもないものにさからわない    などなど。

言葉遣いも平易でわかりやすく、読みやすいです。
でも、内容的には本質に迫っており、
壁にぶつかったときには、何度も読み直したくなります。

いつもながら、ツワルスキー氏の具体的で現実的なアドバイスが、さくっと効いています。
幅広い年齢・立場の方が読まれても、
それぞれに思い当たる部分を得られそうな一冊ではないでしょうか。

笹野さんの訳も、語調が柔らかくて親しみやすく、心地よいです。