レスキュール・バウムクーヘン(ドミニク・ザブロン)

先日のバレンタインデーに、友人がドミニク・ザブロンの「レスキュール・バウムクーヘン」を送ってくれました。

さっそく頂いてみると、私にはとても新鮮な美味しさでした。
口当たりはふんわりと優しく、でも一般的なふんわりバウムに多い卵の風味というよりは、「外国の焼き菓子」の香りがしました。

同封されていたしおりを読むと、商品名の「レスキュール」というのは、バターの名前だそうです。
レスキュールバターについて、紀伊国屋さんのホームページに詳しく紹介されていたので、引用します。


発酵バターではエシレバターが有名ですが、たとえばレスキュールの海塩バター(Beurre Sel de Mer Plaque. セルドメール)も試してみてください。
バターとして初めてAOC*に認定されたシャラント・ポワトゥー産で、フランス西海岸のマレンヌ・オレロン地域の海塩を使った有塩バターです。

レスキュールは1884年創業の老舗ブランド。
ブゴン(Bougon)というフランス西南部に位置する小さな村で自由放牧される乳牛のミルクを、搾乳後72時間以内に遠心分離機にかけてクリームを分離し、乳酵母を植えつけて熟成させます。

AOC認定を受けていますから、原材料も製造地域も伝統を守ったもの。バゲットにたっぷり塗ってもおいしいですが、
お勧めはバターソテーです。確実に、いつもとは違う味わいの料理に仕上がります。(F)

*A.O.C.(原産地呼称統制)
Appellation d'Origine Controleeの略。「フランスの伝統的な食品」であることを証明する制度で、
同国のINAO(Institut National de l'Origine et de la Qualité. 国立原産地・品質研究所)が製造地域、製造方法を厳格に審査して認証しています。

紀伊国屋ホームページより 紀ノ国屋の通販サイト e-shop KINOKUNIYA

へぇえ、A.O.C.という制度があるんですね・・・。
ジャンルは異なりますが、以前読んだ「パリの職人」という大好きな本のことを思いだしました。

パリの職人 (角川oneテーマ21)

パリの職人 (角川oneテーマ21)

大切な技術を守り引き継いでいくためにいろいろな仕組みをつくっている国ですね。


お話はバームクーヘンに戻りますが、
バターソテーに使うと美味しいということは、焼き菓子に使用しても美味しいということですね!
なるほどー!!

でも、上記のようなバターを使用しているからといって、バターの風味が強すぎるというわけでは全然なく、
どちらかというと全体のバランスがよくあっさりしているのに「美味しいね!」と言いたくなる感じです。

どなたにでも好まれそうなお味ですし、お日持ちもするので、贈り物にも喜ばれるでしょうね。

またひとつ美味しいものに出会えて、うれしいです♡
友人に感謝!


一休.comの通販サイトなどでも購入できるようです。  http://shop.ikyu.com/shMain/shShop.asp?shopId=500599