没後40年記念 ピカソ愛と芸術の版画展

渋谷パルコで行われているピカソ展へ行ってきました。

ピカソの創作の原動力となったのは、数多の恋であり女性たちであったそうです。

そんな背景を踏まえて絵をみると、難解と言われるピカソの絵の中に非常に人間らしい部分が見えてくるような気がして、巨匠ピカソがぐっと身近に感じられました。

私が印象的だったのは、ピカソの描く「目」です。
とても優しく、きれいで、引き込まれる瞳だなぁと心に残りました。

版画展ということで、少ない線で描かれた作品が多かったのですが、身体の筋肉の動きなど複雑なものをたった一本の線で表現できるなんて、ほんとうにすごいなと感動しました。
大切なのはここなんだ!ということがこの人には瞬間でみてとれたのでしょうか。

また、音声ガイドが2種類用意されていました。
山田五郎さん、友近さんの2バージョンで、スマホアプリを利用するもので、1種200円です。
私は友近さんバージョンをききながらみたのですが、解説がわかりやすくておもしろくて、とてもよかったです!!
スマホの画面には真面目な解説も表示されるので、聞き逃したところは文章を読んで補足することもできます。

展示スペースが狭いので、人が多いと少し見にくいかもしれません。
できれば空いている時間帯に行かれるのがおすすめです。


熱くて濃密で、夏にぴったりな展覧会だと思います。


補足ですが、渋谷でキスマイの「キミとのキセキ」がたくさん流れていましたー!!うれしい☆

没後40年記念 ピカソ愛と芸術の版画展
スペインが生んだ20世紀最大の画家パブロ・ピカソ
彼の芸術を語る上で欠くことのできない要素が、女性たちとのロマンスです。
ピカソが出会い、恋に落ちた女性たちは、ピカソの芸術に、幸福感を与える一方で、人間の醜さや、確執、嫉妬をも生み出しました。
本展覧会は、「ピカソ愛と芸術の版画展」と題し、ピカソが生涯に制作した約2000点にものぼる版画作品のなかから、
男女をテーマにした作品、女の肖像作品を中心におよそ60点を展示します。

会 場 パルコミュージアム  渋谷パルコ パート1・3F
期 間 2013/07/19 (金) −2013/08/19 (月)  10:00〜21:00 ※ 最終日は18:00閉場 ※ 入場は閉場の30分前まで
入場料 一般500円 学生400円 小学生以下無料
主 催 パルコ
企画制作 パルコ/テクノプロ
お問い合わせ 03-3477-5873  (パルコミュージアム
協力  一般財団法人荒井記念美術館/SMILE VEHICLE/クウジット/TOKYO FM
協賛  西武運輸